東京新聞杯
◎インディチャンプ
柔らかさがある反面、少し非力なステイゴールドに母系のIn Realityから逞しいパワーを加え、さらにキングカメハメハでバランスを整えた万能型。
マイルをずっと使ってきていて、戦ってきた相手も弱くない中で掲示板を外さない堅実さがポイント。
前走、熱発明けにもかかわらず、後方から突き抜けて2着に3馬身差から能力はかなりのもの。
7戦4勝馬で溜めればしっかり伸びる脚があり府中の長い直線で勝ち切るはず。
〇タワーオブロンドン
母系のSadler's Wellsは欧州特有の豊富なスタミナを強く伝える反面どうしてももっさり感がでてしまう。この重さや硬さをどれだけ少なくできるかがポイントになってくる。
本馬は父系のSecretariat(PrincequilloとNasrullahで構成)やSir Ivorから柔らかさや軽快なスピードを配合しているがそれだけでは日本の馬場では足りない。
そこで母が内包するMill Reef(PrincequilloとNasrullahを持つ)と父母母のRight Word(PrincequilloとNasrullahの4×3血を持つ)が活躍。
タワーオブロンドンの血統表の中でPrincequilloとNasrullahが絶妙にクロスされることでSadler's Wellsの硬さや重さを解消しつつ柔らかさと軽快なスピードを伝わっているスピードパワー型。
適性距離はマイルまでで長い直線も持続的な加速力があるので歓迎。
スタートは出たり出なかったりだが、新馬戦からコンビを組むルメール騎手が上手くコントロールするはず。
唯一の大敗である前々走のNHKマイルは直線で出すところがなくストロングポイントである加速ができず不完全燃焼に終わったためで敗因もはっきりしている。
▲サトノアレス
父ディープインパクトに母父デインヒル*1を配合したスピードパワー型。
スタート×、溜めて伸びる、上がり勝負で猛然と追い込んできそう。
☆ロジクライ
父ハーツクライに母系Machiavellian、Thatch、Highclere。
Halo3×4が特徴的なスピードパワー型。良血馬。
スタート〇。
先行争いで脚を使わない展開とハイペースにならない展開ならより良い。
△レッドオルガ
Lyphard4×3の長い直線でこそのディープインパクト産駒。スピードスピード型
ほぼ確実に出遅れる。
4コーナーで前目の位置にいてほしい。
負かした相手がそこまで強くない可能性により△印
△レイエンダ
△リライアブルエース
人気通りの決着になりそうな予感...
◎‐〇▲☆‐〇▲☆△△△△
””末広馬券””
*1:硬スピード、スタミナ、パワーの源泉